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卒業式での親の服装はどんな格好をするのが常識?NGな服装はあるの?おすすめコーデなども紹介

子どもの卒業式の服装をどうしようかと悩んでいるママも多いのではないでしょうか。

卒業式の主役はあくまで子どもですが、周りのママたちの視線も気になるところです。

周囲は上品でおしゃれな服装なのに、自分だけカジュアルだったり、マナーにそぐわない恰好だと浮いてしまいます。

 

せっかくの式典なのに、余計なことが気になって気もそぞろ、なんて残念な事態にならないように、押さえるところは押さえた上で、自身のおしゃれも楽しみたいですね。

 

そこで、卒業式ならではの服装の常識やマナー、NGな服装などを紹介します。

おすすめコーデもご紹介するので、どうぞ最後までご覧ください。

 

 

卒業式での親の服装

 

最近は洋装の人が多いです。
スカートでもパンツスーツでもかまいません。
ダークカラーのスーツが一般的です。

卒業式は入学式とは違い、黒や紺、グレーといったシックな色がふさわしいでしょう。

ブラックフォーマルでも良いですが、喪服と思われないよう薄いピンクやベージュのコサージュなどの小物で華やかさをプラスしましょう。

 

スカートの場合は、膝がかくれるくらいの丈を選びましょう。
正式なセレモニーで膝出しはNGです。

卒業式では椅子に座る場面が多いので、座った時に膝が出ないか、事前に確認しておいた方が良いですね。

 

ストッキングはベージュが基本です。防寒対策としてタイツや黒のストッキングを履きたくなりますが、フォーマルな場ではタイツはNGです。

黒のストッキングも喪服のイメージがあるので、ベージュを選ぶのがマナーとされています。

 

パンツスーツでもOKです。

卒業式の頃はまだ冷えるので、寒さ対策にもなります。クールで洒落た雰囲気になりますが、ビジネススーツに見えないように、ブラウスを華やかなものにしたり、コサージュやネックレスといったアクセサリーをつけるなどして工夫しましょう。

 

■コサージュ

コサージュを付ける位置で悩んだことはありませんか?

コサージュをつける位置ですが、ここにつけなくてはいけないといったきまりはありません。

自分の左側、鎖骨のあたりにつけるのが一般的です。
見る人の目線を集めて、顔周りを華やかに見せてくれます。

 

卒業式で多くの方がつけているコサージュですが、実は必ずつけなくてはいけない訳ではありません。普段使えないし、なんだか古めかしいのでつけたくないという方もいます。

コサージュはフォーマル感を出すのに最適なアイテムではありますが、その代わりにネックレスやブローチを使っても良いです。

二連のパールのネックレスなど華やかになりますし、シルバーやゴールドを基調にしてパールやスワロフスキーをあしらったシックなブローチも素敵です。

 

■バッグ

コンパクトなサイズでシンプルなデザインのものが適しています。
大きいものは置き場所に困りますし、隣の席の人の迷惑になる可能性があります。

ブランドのロゴが大きく入ったものや、派手な装飾がついたものは避けましょう。

式次第などの配布物があることを考慮して、A4サイズの書類が入るサブバッグがあると便利です。サブバッグもダークカラーのものがあれば、服装との一体感も出てベストです。

 

■アウター

卒業式にふさわしいのは、黒や紺、グレーなどのダークカラーや、ベージュのトレンチコートやスプリングコートです。

卒業式のある3月はまだ肌寒い日が多く、当日になってカジュアルなコートしかなくて慌てずにすむように、事前に用意しておきましょう。

シンプルなものなら普段でも使えますし、卒業式に限らず、今後、入学式やフォーマルな場でも重宝します。

すぐ脱ぐからと適当なコートにしてしまうと、どうしてもちぐはくな印象になるのは否めません。

せっかくのフォーマルな装いが台無しになってしまいます。ジャケットの上に着ることを想定して、もたつかない着流しトレンチなどが便利です。薄手のものなら脱いだ後もかさばりません。

 

 

NGな服装は?

 

短い丈のスカートや露出の高い服はNGです。

肘や膝を出すのはフォーマルな席ではマナー違反とされています。

黒タイツ、黒ストッキング、生足も卒業式にふさわしくありません。
ジャケットなし(男性の場合は加えてネクタイなし)もNGです。

サンダルやミュール、オープントゥ(つま先が開いた靴)、高すぎたり細すぎるヒールも避けましょう。

 

 

親が袴を着るのはOK?

 

結論から先に言うと、親が袴を着るのはNGです。
理由は、フォーマルではないからです。

 

確かに、卒業式で先生や卒業生が着ている姿を見かけます。颯爽として素敵ですね。

袴なら面倒な帯を結ばなくてもすみますし、着付けも簡単かもしれません。立ち居振る舞いも楽でしょう。

 

何故フォーマルではないかというと、元々羽織袴は男性の正装で、明治になってから動きやすいように、通学用の服、学校の制服として、女性も袴を着用するようになったという歴史があるからです。

先生や生徒のように学校関係者なら制服として礼装になりますが、保護者が制服を着るのはおかしいですよね。せっかく着物を着るのでしたら、色無地に袋帯が式典にふさわしい組み合わせです。

濃紺、淡いグレーや淡い水色などのものが、落ち着いたイメージで粋に着こなすことが出来ます。

 

 

おすすめコーデ

 

■ツイードのジャケットに上品なワンピースやパンツスーツなどの組み合わせ

きちんと感と華やかさをあわせもったツイードは卒業式にぴったりです。

それぞれ単品使いもできるので、フォーマルな場面だけでなく、普段のちょっとお洒落をしたい時にも着回せます。

 

■ノーカラージャケットとフレアスカートのセットアップスーツ

シンプルな丸襟のノーカラージャケットは、ノーブルで上品なイメージです。

年齢を問わず長く着用できますし、フレアスカートは体形カバーもしてくれます。

 

■Vカラージャケットとテーパードパンツ

スッキリとしたVカラージャケットと、足首にかけて次第に細くなるテーパードパンツをあわせると、全体的に細身のシルエットになります。

華やかな小物をプラスしてセレモニー感をだしましょう。

 

 

卒業式の親の服装 まとめ

 

卒業式での親の服装について、フォーマルな場でのマナーや、NGな服装などを紹介しました。

最近ではあまり格式ばった式は珍しいので、普段でも着まわせるセットアップを考える人も多いです。

出来れば事前に、これまでの式の様子や雰囲気を聞いておくのが良いでしょう。

TPOに合わせたファッションを心掛け、お子さんの晴れの舞台に胸を張って臨みたいですね。

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