横浜開港記念日をご存じでしょうか。音楽や踊りを楽しむイベントに始まり、パレードがあり、花火も上がるなど大変盛況なものです。横浜の夏の一大イベントと言えます。今回はそんな横浜開港記念日をご紹介したいと思います。
横浜開港記念日はいつ?
横浜港の開港を祝う記念日で、毎年6月2日に開催されています。
1858年6月19日に、幕府と初代アメリカ総領事ハリスとの間で「日米修好通商条約」が結ばれ、1年後に神奈川に開港をすることが明記されていました。しかし、東海道沿いの主要な宿場でのトラブルが予想され、対岸の横浜村を開港場と決め、1859年6月2日に横浜港が開港されました。
その1年後の1860年年6月2日に開港1周年を祝ったのが、開港記念日の始まりとされています。
おすすめの花火スポットは?
この開港記念日に合わせて「横浜開港祭花火(ビームスペクタルinハーバー)」が開催されています。これは臨港パーク前海上で花火が打ち上げられ、夜の横浜港が大輪の花火で彩られます。打ち上げ花火のほか、レーザー光線による演出で、素敵なショーが楽しめます。
間近で花火を楽しみたい方はパーク内のメインステージが一番ですが、大変な混雑になりますので、以下に穴場スポットをご紹介します。
①新山下の貯木場(横浜市中区)
②山下公園(横浜市中区)
③万国橋(横浜市中区)
④汽車道(横浜市中区)
⑤横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)
⑥象の鼻防波堤(横浜市中区)
⑦山下臨港線プロムナード(横浜市中区)
⑧新港パーク(横浜市中区)
⑨横浜ワールドポーターズ駐車場(横浜市中区)
⑩横浜マリンタワー展望フロア(横浜市中区)
⑪横浜外国人墓地(横浜市中区)
⑫みなとの見える丘公園(横浜市中区)
⑬横浜港シンボルタワー(横浜市中区)
⑭本牧山頂公園見晴らし山(横浜市中区)
⑮アメリカ山公園(横浜市中区)
⑯クロスゲート屋上庭園(横浜市中区)
⑰大黒大橋(横浜市鶴見区)
⑱コットンハーバー(横浜市神奈川区)
⑲横浜ランドマークタワースカイガーデン(横浜市西区)
当日の屋台の場所
グルメカーニバル会場にて、数多くの屋台やキッチンカーによる出店があります。
(2022年は臨港パーク周辺でキッチンカーの出店があり、高島中央公園では10:00~20:00までグルメ王グルランプリが開催されました。毎年、100店舗以上が参加する大規模なイベントになっています。これは参加型のイベントで、美味しいと思ったフードに投票することもできます。)
トルコアイスやシシカバブを始めとした、国際色豊かな食事やデザートが楽しむことができますが、やはり一押しは横浜の特産品ではないでしょうか。シュウマイで有名な横浜崎陽軒はもちろん、横浜ゆかりの老舗が勢ぞろいしています。
多数の屋台があちこちにありどこに行くのか迷うところですが、おすすめの出店場所は、横浜中華街です。中華の出店は特に本格的な味を楽しめます。他には横浜スタジアム周辺は特に数多くの出店があり、目移りしてしまいます。
イベントは何がある?
「横浜開港祭花火(ビームスペクタルinハーバー)」ではいろいろなイベントが開催されています。
臨港パーク内メインステージで行う「ステージイベント」では、官公庁音楽隊LIVEや大和阿波おどりなど多数の音楽とダンスで盛り上げます。その中でトリを飾る「ドリーム・オブ・ハーモニー」は横浜開港祭の目玉の1つで約600人による大合唱です。参加する横浜市民の小学生からシニアまで全員で一斉に行う大合唱は大変感動的です。
次に「ランドイベント」です。体を動かすのが好きな方は絶対に参加したいイベントです。約400名の小学生が走る「ちびっ子ミニ駅伝」や、ミニ四駆MMグランプリ、横浜開港祭キッズプレイランド、横浜開港祭検定スタンプラリー、スポーツ体験では、いろいろなスポーツを基礎から上級テクニックまで学べるなど満載です。
「マリンイベント」は海の街と名高い横浜らしいイベントになっています。スーパーキッズ体験操船会では、船体験で小学生を対象に日ごろ体験することのできない外機(エンジン)付ゴムボートの操縦をすることができます。
SUP(Stand Up Paddleboard)体験というのもあります。サーフボードの上に乗ってパドルで漕ぎながら水上を移動します。水上を漕ぎながらゆっくりと散歩でき、とても簡単で親子二人乗りもあります。
他にも水陸両用バス乗船会なんてものもあります。映画で見るような水陸両用バス(スカイダック)に乗ることができます。子供はもちろん大人もテンションがあがります。
横浜開港記念日 まとめ
花火やおいしいものがたくさんの屋台、さらに各種イベントの多さと言ったら、開港記念日だからといってやり過ぎではないのかと言いたくなるほど盛りだくさんになっています。ご紹介したのが全てではありません。ぜひ事前にしっかりと下調べをして、気になったものをあちこち回って舌も心も体も全てに満足いくように楽しみましょう。