父の日が近づいてきましたが、みなさんのご予定はいかがでしょうか。
欧米と違い日本の男性はあまり感情を出さないことや、厳格であることがよしとされてきた風潮があり、あまりこれといったことをしていない方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですがいつもがんばっているお父さんにみなさんが感謝していることは間違いないと思います。今回はそんな父の日を掘り下げてみたいと思います。
父の日にプレゼントはあげる?
日頃の感謝を伝える時にプレゼントを渡す方が多いと思います。
ですがあるアンケートによると父の日にプレゼントを渡すかとの問いに、約7割の方が「考えていない・渡す予定がない」といった回答でした。大変驚きの結果となってしまいました。
昨今の事情で変化はあるとはいえ、各ご家庭にもよるものの一般的には主に家事をして自宅にいる時間が長くなるお母さんと違い、お父さんは仕事などで顔を合わす頻度やコミュニケーションの不足から少し疎遠になってしまう部分があるのかもしれません。
また男性には「別にプレゼントなんていらないよ」といった強がりを見せてしまう方も多いことも原因かもしれません。
花をあげるならどれがいい?
実は父の日にあげる花があるのです。
それはバラです。
これには由来があり、アメリカのジョン・ブルース・ドット夫人という方が、1909年に「母の日があるのに父の日がないのはおかしい」と牧師協会にお願いし、1972年になってようやく国民の休日として制定されたのが始まりと言われています。
このきっかけとなったドット夫人が亡き父の墓前に白いバラを備えたのがバラを贈るようになった由来と言われています。
では、バラの色は何色がいいのでしょうか。母の日にはお母さんが健在であれば赤いカーネーションを、亡くなっている場合は白いカーネーションを贈ります。
父の日も同様に健在であれば赤いバラを、亡くなっている場合は白いバラを贈ります。
ですので、赤いバラを贈ることが通例ですが、日本の場合は少し違っていて黄色のバラを贈ることがあります。
これは、日本ファーザーズ・デイ委員会が「父の日黄色いリボンキャンペーン」を行っていて、黄色が幸せや幸福の象徴と言われているからです。
この黄色が父の日にバラを贈る風習と合わさって「黄色いバラを贈る」という習慣が生まれたようです。
父が喜びそうなプレゼント
お父さんが喜んでくれるプレゼントはたくさんあり、年代によっても違いが出てきます。ですが、その中でも総合的な順位を発表します。
1位 お酒
やはりというかのお酒です。好みがあるのでビール・日本酒・ワイン・ウイスキーなど種類には注意です。
お子さんが成人した男性の場合は、一緒に飲むことも喜ばれますね。
2位 ファッションアイテム・日用品
次は、服や帽子、靴などのファッションアイテム。またビジネス用品や文房具などを含めた日用品も喜ばれます。
日常的に使えるものがいつも目にするのでうれしくなるものです。
3位 食事(食事券含む)
おいしいものを一緒に食べたい!という方も多いようです。日頃中々食べる機会のない
ものなどを食べながら、お祝いのことばと一緒にお話する時間はかけがえのない時間になるでしょう。
4位 趣味に合わせた品
ゴルフや野球などのスポーツ用品もあれば、試合の観戦チケットなども喜ばれます。
最近では健康志向からウォーキングやジョギングをする方が増えていますが、そんな時にいろいろなデータがわかるスマートウォッチなども人気です。
5位 スイーツ
お酒が好きな方は辛党といわれますが、甘党の方も多くいらっしゃいます。
仕事帰りにコンビニスイーツを買うのが趣味の方も増えました。日頃買わない高級スイーツはプレゼントにぴったりですね。
父が喜ぶ食べ物ランキング
お父さんが食べるのが好きな方でしょうか。
一緒に少しお値段のするレストランなどで外食するのもいいものですが、最近増えているお取り寄せグルメも考えてみませんか。
自宅でゆっくりと気兼ねなく食事するのも格別です。
1位 お肉
なんといっても、これが一番人気ですね。ステーキや焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶ、ローストビーフなどどれもガッツリとしていてみんなでお腹いっぱいになりますね。
2位 海の幸
こちらも高級食材が多くあります。お魚好きの方も多いと思います。ウニ、いくら、ふぐ、カニなど。一緒に日本酒がおいしそうです。
3位 おつまみ
お酒が好きな方なら、高級おつまみもいいかもしれません。生ハムやウインナー、練り物の詰め合わせなどもあります。燻製なども喜ばれますね。
4位 調味料
少し変化球に各種調味料はいかがでしょうか。
ごはんやパンに乗せたりするタイプで瓶詰のディップするものや、醤油や塩などこだわってみると、いつものごはんが格別になります。
父の日 まとめ
先にある母の日と同様に、日頃の感謝を様々な形でお父さんに伝えてみませんか。
なぜかお父さんの場合はより気恥ずかしく感じるのはなぜでしょう。
でもお子様たちからもらうプレゼント、それは商品ばかりではなく、言葉やその時の笑顔をもらえれば、日頃の仕事のつらさも吹き飛ぶほどお父さんはうれしいものなのです。
次の父の日にはぜひ恥ずかしからずに大げさではなくてもいいので、お祝いしてみませんか。